アキレス腱断裂時における「断裂後からスポーツ復帰までの一連の流れ」をご紹介します。歩行療法とはどういった治療法なのか。どのような流れでアキレス腱が完治していくのかを詳細にご説明します。歩行療法をご検討されている方はご一読ください。

<歩行療法の一連の流れ>

 

アキレス腱断裂直後

  • ファーストエイド
    まず第一に、多くの方が馴染みの病院や接骨院、緊急病院などで応急処置として、ファーストエイド(=ギブス固定)をします。そこで先生から、①手術療法(手術の実施)もしくは、②保存療法(ギブスの長期固定で自然治癒)の2択を迫られます。しかし既存の治療法はそれぞれデメリットがあり、患者様は究極の選択を迫られます。各治療法との比較に、手術と保存の各療法における患者様の悩み事をまとめています。
  • セカンドオピニオン
    その場でどちらかの療法を選択する方もいますが、ほとんどの方が「最適な治療法」を求めてセカンドオピニオンで他の病院を当たってみたり、帰宅後にインターネットで検索をします。
    しかし、ここで問題が発生します。各病院や先生方の見解によって進められる療法が異なるため、結局、多くの患者様はどの療法を選んでいいか解らず、途方に暮れてしまいます。「たらい回し」のような悲しい状況に陥ってしまったことがある、という話も患者様からよく耳にします。

実際の患者様の声:「整形外科の先生によって手術を優先する先生や保存をすすめる先生そして保存でも、先生によって固定期間や角度がバラバラこれが現状であり、患者を悩ませる最大の問題でストレスになります。」

断裂から治療法の選択に至るまで

  • 私たちの想い
    アキレス腱断裂の最適な治療法は何か? 答えは患者様それぞれに違ってくることでしょう。私たちの想いは一つです。それは「アキレス腱断裂患者の全ての方に、ご自身が納得する最適な治療法で、早く・綺麗に・強いアキレス腱に治っていただきたい」と言うことです。
  • 治療法の比較検討
    我々は自信を持って「歩行療法」を推奨しますが、患者様ご自身が各治療法との比較をご検討された上で、もし歩行療法を選ばれなかったとしても良いと思っています。重要なことはその治療法が、患者様の普段の生活にフィットしていること、ニーズを満たしていること、回復への希望が持てることだと思います。ご自身が理解・納得した治療法を選び、信頼できる先生と共に一歩ずつ回復に向かって行くことが、何よりも重要なことだと考えます。
  • 治療法を十分に検討されなかった事例
    実際、我々の患者様で、最初に治療法の比較検討を十分にしなかった事を後悔されたお話をよく聞きます。応急処置の病院でいきなり「手術か保存か?」と言う2択を迫られ、言われるがままその治療をしたために後から後悔し、歩行療法に切り替えられた患者様も多くいらっしゃいます。

実際の患者様のお声:応急処置として行った整形外科の先生の言われるがままに「保存療法」を開始しました。アキレス腱断裂直後はパニックになってしまい冷静に他の(歩行療法のような)治療法を探したり調べたりすることができませんでした。保存療法を開始して一ヶ月経過してもトンプソンテストが反応せず、松葉杖生活がその後2ヶ月も続くと考えただけで不安と絶望感で目の前が真っ暗でした。整形外科の先生に相談してくても忙しい様子で中々対応してくれず途方にくれている時に、このアキレス腱断裂治療院のホームページに出会いました。原先生に歩行療法をお願いすると治療直後からガニ股でのゆっくりな歩きではありますが、松葉杖が不要なだけで生活がとても楽になりました。断裂直後からこの歩行療法に出会っていれば良かった、断裂直後に自分自身で治療法をきちんと比較検討すれば良かったと反省、後悔しています。

  • 歩行療法とは
    我々の歩行療法は、普段の生活や仕事に支障なく、アキレス腱を早く綺麗に治したい方にとってはベストな治療法だと思います。なぜなら、手術療法と保存療法どちらのデメリットも解消し、手術・松葉杖なしでガニ股で歩きながら治せる画期的な治療法だからです。がに股歩きのイメージ動画はこちら。
ガニ股のイメージ。断裂した方の足を休めの形のように前に出して歩きます。
  • 1ヶ月で歩行ギプスを除去するので、アキレス腱を早く綺麗に治せます。通院は合計2回。初診(歩行ギプス固定 約1時間)とその一ヶ月後に、再診(歩行ギプス除去 約30分)にご来院いただきます。
  • 費用は合計80,000円(初診:70,000円、再診:10,000円)。
  • 歩行療法は「保険適用対象外」の治療ですが、医師の診断書・領収書・休業補償の申請などが必要な方には、各種書類をご用意致します。
  • 当院の治療場所(アクセス)は、全国複数拠点(東京・大阪・長野など)あり、曜日により診療場所が異なるため、問合せフォームかお電話<03-4405-5973>で連絡いただいた患者様に詳細の場所をお伝えします。
  • 歩行療法への不安
    歩行療法はまだ現在世の中にはあまり知られていない治療法なので、他の先生に相談すると「怪しいからやめておきなさい。」と止められるかと思います。ご家族からの反対をされる方もいらっしゃいます。実際に、周りの方々からのご意見により不安になり、結局「歩行療法」を選ばなかった患者様もいらっしゃいます。その不安なお気持ちや「歩行療法できちんとアキレス腱が治るのか?」という疑いを持ってしまうのはとてもよくわかります。歩行療法を選んでいただいたこれまでの患者様も、最初は半信半疑だったと言う方がほとんどです。

実際の患者様の声:「最初はみなさん疑います。私も最初は疑いました。そして周りからも反対されました。でも実際に治してる人がいるんです。そして私もチャレンジした結果、現状断裂から33日で固定なしで生活してます。本当にやってよかったと思いますし、先生にすごく感謝しております。」

  • 歩行療法の実績とリスク対応
    しかし、この歩行療法には300症例の実績があり、全員が綺麗にアキレス腱を完治させています。アキレス腱が繋がらなかったというトラブルは0。安心・安全な治療法です。実際に治療を受けられた患者様からも「歩行療法を選んで本当に良かった。」という多くのご満足頂いたお声を頂戴しています。詳細は患者さんの声をご覧ください。患者さんの治療ブログでは、実際の歩行療法の治療の様子をレポートしています。
  • 原幸夫先生は歩行療法の先駆者であり、多くの実績と経験を持っています。我々は患者様の不安を解消するためにも、お問い合わせ頂いた際、治療期間中、その後も患者様のご質問やご相談にしっかりと対応させていただきます。
  • チームメンバーには、医学博士を習得した斉藤先生も当院の歩行療法のアドバイザリーとして参画しており、専門的な知識・ノウハウをより強固なものに。安心・安全のアキレス腱治療を患者様にお届けします。

  • 万が一、歩行療法でトラブルなど発生しアキレス腱が癒合しなかった際は全額返金し、それにかかる手術費用も全額負担します。

 

LINEでチャット相談・問い合わせ・予約

  • まずは気軽に相談したい!→LINEでのチャットが24時間無料で可能です。QRコードは以下↓。ID検索は「@vuu7835」です。

  • より詳しい状況をすぐ相談したい!→お電話(03-4405-5973)も24時間受付中。我々はアキレス腱断裂治療のアドバイザーとしてご対応し、症状だけでなくご要望や心配事などをお聞きした上で、一緒に治療法の選択をさせていただきます。
  • 歩行療法にすると決まっていない患者様もまずは相談してみる感覚で、お気軽にお問い合わせください。一般的に患者様から寄せられるよくある質問はこちらを参考にしてみてください。歩行療法に関するご質問などに回答し、ご理解して頂いた上で最終的にどの治療法を選択されるかどうかは患者様のご決断に委ねます。

 

  • 歩行療法の予約・問い合わせ
    より具体的に歩行療法に関してご検討されている患者様は専用予約・問合せフォームからお問い合わせください。我々から速やかにご連絡します。問い合わせのお電話(03-4405-5973)の方が早いので一度お気軽にお掛けいただくのでも構いません。お電話も24時間受付ております。不在の際は伝言いただければすぐに折り返します。

 

  • 初診治療日と治療場所の調整
    歩行療法を選択してくださった患者様には、治療日と治療場所の予約を調整させていただきます。当院は完全予約制となっておりますので事前の予約が必須です。
  • 1日でも早く歩行療法の治療をして沢山歩いていただくことが理想です。当院では断裂日から1週間以内での歩行療法開始を推奨しております。なぜなら、長期間通常のギプス固定をしていると、筋力の低下・関節の硬直・むくみの悪化など様々な問題が発生するからです。その問題が原因となって、歩行療法の開始に労力がかかり、後遺症改善のリハビリに長期を要してしまいます。

 

  • 初診予約完了
    初診治療の日が確定した患者様には「初診予約完了メール」を我々から送付し、その時点で予約が確定します。もし予約日時を変更された場合は、必ず前日までにメールかお電話にてご連絡ください。当日のキャンセルは全額キャンセル料が発生します。
  • 歩行療法への理解
    「歩行療法」をご選択いただく患者様にはこのページ(歩行療法の流れ)を必ず全てお読みいただきます。治療開始前にしっかりと「治療内容や完全復活までの一連の流れ」をご理解いただくことが重要だと考えます。もちろん追加のご質問やご相談はぜひ乗らせていただきます。我々は、患者様ご自身がしっかりとご理解・ご納得した上で歩行療法を開始させていただきたいと思っています。

 

  • 断裂直後から初診までの過ごし方
    当院でのご予約が確定した患者様には、原先生から来院までのギプス固定の取り扱いをお電話にてご説明します。患者様によって状況が異なります。ガチガチのギプス固定をしたままの方、簡易固定をしたままの方、ギプスを除去してテーピングを巻いてお過ごしいただく方……様々です。
  • 本来は足の硬直や筋力低下を防ぐため、何もつけずにかかと荷重でガニ股歩きし多状態でご来院いただくのが理想ですが、それぞれ患者様に合った形で来院までの過ごし方や注意点をご説明します。ギプスを除去しテーピングされることをおすすめされた患者様の、テーピングの巻き方の動画はこちらです。テーピングは市販の「キネシオロジテープ」がおすすめです。

 

  • 早期歩行療法開始の重要性
    1日でも早く歩行療法の治療をすること=「正しい方法で歩くこと」が、アキレス腱の早期回復には重要です。アキレス腱を断裂された方で歩行療法にご興味ある方は、1日でも早く早急に予約・問い合わせフォーム、問い合わせのお電話(03-4405-5973)よりご連絡いただくことをオススメします。

 

補足:ギプス固定が体に及ぼす悪影響

  • 2週間の保存療法から歩行療法へ切り替えた患者様の事例(2)
    宮城県20代男性。普通であれば1時間で終わる歩行療法の治療が、その倍の2時間かかりました。時間がかかった理由は、2週間のギプス固定で足がギブスの形(ヒールのような形)にガチガチに固まってしまい、我々の歩行ギブスの形にフィットしないからです。それを歩ける角度にするまで、荷重をかけたり足の運動を繰り返すので、約1時間を要しました。また、足を全く動かさずにギプスで固定したままで松葉杖生活をすると、足の血液循環が悪化し、むくみや腫れの症状を起こします。
  • ギプス固定の恐ろしさ
    こちらの患者様はまだ20代で普段から運動をしているので、筋力や運動神経には自信がある方でした。しかし人間の体はしばらくの間でも動かさないだけで、これほどまでに筋力が衰え凝り固まってしまうものだと痛感させられました。最初は立つだけでも一苦労し、歩行するのも恐怖心で最初の一歩を出すのに大変苦労されました。ご自身も「もしあのまま保存療法で3ヶ月ギブス固定し、松葉杖生活をしていたらもっと筋力が低下し、足腰の股関節が固まり、リハビリに時間と苦労がかかっただろう。」と仰っていました。こちらの患者さんのブログにより詳細な風景や思いが書かれています。
  • 早期歩行療法開始の重要性
    ですから、1日でも早く歩行療法の治療をすること=「正しい方法で歩くこと」が、アキレス腱の早期回復には重要なのです。アキレス腱を断裂された方で歩行療法にご興味ある方は、1日でも早く早急に予約・問い合わせフォーム、問い合わせのお電話(03-4405-5973)よりご連絡いただくことをオススメします。アキレス腱を断裂した日から1週間以内で、きちんと「来院までにご自宅でやっていただく3つの事」を実施した患者様は治療日当日、比較的スムーズに歩行ギプスの装着が可能です。

 

来院までにご自宅でやっていただく3つの事

  • 治療当日までのリハビリ運動
    治療当日までは、できるだけ筋力低下を防ぐために「つま先運動を行うこと」「むくみの解消」が大切です。断裂から長期間ギブス固定をし、歩かない状態で松葉杖生活をしてしまうと、ほとんどの人が足が固まって筋力も著しく低下し、足もむくんでしまいます。むくみはアキレス腱の癒合の大敵です。下記3つのことを来院までに必ずご自宅で実施してください。この3つのことを来院まで毎日ご自宅できちんと実施していただくか否かで、当日の歩行ギプスの装着にかかる容易さが大きく変わって来ます。
  • 来院までにご自宅でやっていただく3つの事

 わかりやすくまとめた動画はこちら!

(1)足裏に荷重を加えるように両手で膝を押してください。つま先にはかけないでください。脛の軸に沿った力をかけて足裏を刺激します。アキレス腱にツッパリ感の無い状態で行ってください。

(2)足指の運動(1000回/1日目標)。グーパーグーパーを繰り返してください。

(3)足の挙上をしてください。可能な限り高く、頻繁に、長い時間(1日少なくとも合計1時間は実施)。できるだけ朝や昼(仕事中の休憩時間など)に頻繁に行っていただくのが理想です。膝は少し曲げて下さい。膝を伸ばすとアキレス腱が引っ張られるので注意が必要です。
※注意点:心臓より高い位置に上げることで効果が出ます。椅子に座った状態で前の台などに足を上げる姿勢は、絶対にしないでください。血液の循環障害を起こし、むくみが悪化したりトラブルの原因になります。

 
初診の持ち物

  • 初診(歩行ギプス装着)の際の持ち物
    (1)身分証明書
    (運転免許証もしくは保険証)
    (2)初診費用:70,000円(保険対象外。現金のみのお支払いでお願いしております。)また、他医療機関で既にギプス固定をしており、ギプスカッターでのギプス除去が必要な場合は、別途「ギプス除去費用:2,000円」をいただきます。
    (3)歩行ギプス用サンダル(治療後の歩行ギプスの足に履く、ギプス用サンダル(例)が必要になります。通常のサンダルですと歩行ギブスの厚みで入らないため、ベルトで調節できるサンダルを事前にネットでご購入しお持ちいただくことオススメします。もしお荷物になるようでしたら、事前にご連絡いただければ下記のシューズを当院の方で用意しておき2,000円での販売が可能です。)

初診:ギプス固定(約60〜90分)

  • 受付(5分)
    診療所(アクセス)にご来院。身分証明書の確認と歩行療法の説明を実施。同意いただけましたら同意書にご署名いただきます。治療前に初診料:70,000円を頂戴いたします。
  • 歩行療法の治療開始(40〜60分)
  1. 既存の固定ギプスの除去

既存のギプスを除去します。(何もギプスをつけていない方はすぐに歩行ギプスの固定に入れます。)

 

2. 症状のチェック

アキレス腱の断裂状態やむくみや腫れなど足の症状の確認をします。

 

3. がに股歩行可能な角度へ調整
通常のギプスではヒールで固定されているので、ガニ股で歩けるような角度まで足の形を戻していきます。※既存ギプスの固定期間が長い方は、こちらに時間を要します。

 

4. 歩行ギプス固定を開始
手術はしません。当院の特殊な歩行ギプスを巻いていきます。は通常のギプスと巻く角度や素材が異なるため軽量で少し弾力があるので歩行可能。適度な圧迫感も加えるので安定した状態でアキレス腱を保ちながらむくみも防止します。

 

5. がに股歩行練習
最初は久々の歩行で少し恐怖感がありますが、先生がその場で的確な歩行の方法を丁寧に指導するので安心して歩行できる様になっていきます。この歩行ギプスを装着し、がに股歩きで約一ヶ月間歩行していただきます。最初は松葉杖で来院された患者さんも歩行治療後には、松葉杖なしで歩行・階段の上り下りも可能になります。

 

  • 先生からの歩行療法期間中のアドバイス(5分)
    治療後は、先生からのリハビリ運動や治療期間中の注意点などの説明をします。約一ヶ月後の再診(歩行用ギプス除去日)までの一ヶ月が非常に重要な期間になります。
  • 次回(再診)の予約日確定(5分)
    次回(再診)の予約日を確定。ギプス用サンダルを履いてがに股歩き歩いてご帰宅いただけます。

初診の翌日〜再診までの一ヶ月間

  • 歩行ギプス固定中のリハビリ運動
    早期回復のために下記歩行やリハビリ運動を毎日必ず行ってください。しかし無理は禁物です。お身体やアキレス腱の調子と相談しながら実施してください。

 

  •  がに股(足先を外側に向けて)歩行してください。(ガニ股は下記のような角度をイメージしてください。)1日1時間程度が理想です。 アキレス腱部に引っ張り感、痛みなどない様に、かかとに荷重がかかる様に歩行してください。つま先に荷重をかけた歩行は再断裂の危険性があるのでやめてください。階段歩行はOK、坂道は避けて下さい。実際の患者様で歩行療法期間中に途中からがに股歩きから普通の歩行に変えてしまい、アキレス腱の癒合が遅れてしまった事例があります。

→がに股ウォーキングを沢山行うと下肢の機能を維持し治りが早いため。

  •  足の挙上をしてください。可能な限り高く、頻繁に、長い時間(1日少なくとも1時間は実施)。できるだけ朝や昼(仕事中の休憩時間など)に頻繁に行っていただくのが理想です。膝は少し曲げて下さい。膝を伸ばすとアキレス腱が引っ張られるので注意が必要です。

→むくみ、静脈瘤、肺梗塞を予防し、関節の拘縮、腱の癒着を防ぎます。

※注意点:心臓より高い位置に上げることで効果が出ます。椅子に座った状態で前の台などに足を上げる姿勢は、絶対にしないでください。血液の循環障害を起こし、むくみが悪化したりトラブルの原因になります。

  • 足の指を曲げるグーパー運動。(1日1000回目標)

→アキレス腱の筋肉(下腿三頭筋)以外の筋力低下、アキレス腱と他の腱の癒着防ぎむくみを予防。足の指を動かす筋力の低下、足の指の関節の拘縮も予防。

  • 全身のリハビリ運動・筋トレ

 全身のリハビリ運動・筋トレをまとめた動画はこちら

  • 下肢挙上筋トレ(1日1セット目標)下記図を参照ください。

→ももの筋肉の委縮、筋力低下を防ぎます。


出典:http://kotoseikeigeka.life.coocan.jp/akiresuriha3.html

 

初診〜再診までの歩行治療期間中のポイント

  • 歩行の仕方
    初診〜再診までの一ヶ月間はずっと同じ「ガニ股歩き(上記のような角度)」を徹底してください。足先を外側に向けて、膝を伸ばして歩いて下さい。(足を上げた後は膝を曲げてもOK)。アキレス腱部に引っ張り感、痛みなどない様に、かかとに荷重がかかる様に歩いて下さい(つま先に荷重をかけると再断裂の危険性あり)。
OKな例:断裂した方の足を休めのような形で前に出すイメージ。逆側の足はいつも通りの角度で大丈夫です。
  • 次第に慣れてきて普通の角度で歩こうとされる患者様がいらっしゃいますがこれはNGです。再断裂の原因にもなるので無理をしないでください。特に女性の方は知らないうちにがに股歩きを忘れてしまう方が多いので、ご注意ください。
    NGな例:このように両足の間を近づけすぎたり、ガニ股ではなく普通の足の角度に向けた歩行を勝手に行い過ぎると、アキレス腱の癒合が弱くなったり遅れたりします。
  • ガニ股歩きは普段しない歩行の仕方のため、腰やわき腹に疲労や痛みを感じられる方もいます。体に負担がかかる歩き方をされている方も多いので、異変を感じられたらすぐに相談してください。歩行動画をメールで送っていただき歩行アドバイスすることも可能です。
  • 歩行の時間
    ガニ股歩行の理想的な時間は一日1時間程度です。基本的には松葉杖は使わずに歩いてください。お仕事によっても、一日の歩行時間は個人差があると思いますが、デスクワークの方で極端に歩行時間が短い方はアキレス腱の治りが遅くなる傾向があります。逆にお仕事柄、1時間以上歩く方は足に負担をかけすぎない様に注意してください。立ち仕事が多い方はむくみやすいので、合間の時間にできるだけ頻繁に足を挙げてむくみを取って下さい。
  • 徹底したむくみ対策
    歩行療法期間中にご相談いただくトラブルのほとんどの原因が「むくみ」です。できるだけ多く・頻繁に足上げを行なったり、歩行をしたり、指のにぎにぎ運動をするなどして、むくみの予防と軽減に徹してください。

    普段の生活やお仕事中で頻繁にしてほしい足上げのポーズ。
    一番理想の足あげの角度。壁に寄りかけるなどして高くするのが効果的。

    足上げは午前中に行うと血液がサラサラの状態なので、より効果的です。デスクワークの方はむくみやすいのでご注意ください。終日オフィスにいる方は、お昼休みなどこのようなポーズができる環境を頑張って作ってください。睡眠の際、足を高くして無理に寝る必要はありませんので、睡眠は普通の姿勢で行なって問題ありません。

  • 自転車の運転
    歩行ギプス固定中、自転車の運転は可能です。しかし、歩行ギプスを付けている分、普段の自転車走行通りにスムーズにできるわけではありませんので、ご自身の責任と判断で行なってください。特にお子様を乗せたり、急な坂道などある場合は自転車に乗ることはお控えください。万が一の事故には一切責任を追いかねませんのでご了承ください。歩行ギプスを付けている際に自転車走行をされる場合は、ガニ股でかかとで漕いで、着地はアキレス腱が断裂していない方の足で着地して下さい。アキレス腱が引っ張るような動作をすると再断裂に繋がるのでご注意ください。また、普段通り坂道などを漕ぐのは負担がかかり、再断裂の危険もあるので、無理しない程度にできる範囲で行なってください。
  • 自動車の運転
    利き足が良好な方は通常通りの運転が可能です。しかし、利き足のアキレス腱を断裂されている患者様のギプス固定中の自動車運転は禁止させていただいております。自動車運転に関わるトラブルの責任は一切負い兼ねますのでご了承ください。自動車運転は、歩行ギプスを除去してから1〜2ヶ月後から可能です。
  • 階段の上り下り
    階段歩行はOK、上り下りともアキレス腱断裂側の足が先です。坂道はさけて下さい。階段の上り下りの仕方の動画はこちら
  • 入浴やシャワー
    入浴やシャワーはギプスカバー(例)などを着けて濡れない様に入っていただきます。水がギプスに入ってしまうとムレでかゆみや悪臭が発生する原因になるので十分お気をつけください。
  • 歩行ギプスの取り外しについて
    歩行ギプスは基本的には一ヶ月間は取り外すことなくずっとつけたままでお過ごしいただきます。しかし、暑い季節はムレやかゆみが発生し悩まれる患者様もいらっしゃいます。その際はご自宅で、足首につけているアキレス腱補助綿棒は取らずに、周りの包帯を外して巻き直していただいても構いません。足首につけているアキレス腱補助綿棒は、先生の技術で絶妙な位置につけているので、絶対に外さないでください。これを外して患者様ご自身で適当な位置につけてしまうとアキレス腱が変形したり、痛みが発生したりしてしまいます。
  • 圧迫包帯(ベルクロの取り扱い)
    ギプスの上に巻いている黒色のベルクロ(圧迫包帯)は基本的には外すことなく、程よい圧迫感でずっと着けていてください。しばらくすると緩んでくるのでご自身で巻き直してください。むくみや腫れできつく感じる時は、外したり、かなりゆるめにつけ直してください。多くの患者様がこのベルクロを強く巻きすぎる傾向にあります。あくまでも包帯が取れないようなサポーターとしてゆったりとつけてください。ベルクロの巻き方の動画はこちら
  • 再断裂に注意
    通常、アキレス腱は断裂後から1〜2週間後には次第に癒合してきます。しかし、完全にくっついた訳ではないのではなくかなり強度は弱い状態です。ですから突発的にアキレス腱に極度な負担がかかる様な体勢や行動を取ると再断裂に繋がりますので、無理をせずにマイペースにリハビリ運動を行ってください。
  • またアクシデントで、ちょっとした段差につまづいてしまったり、階段を踏み外したりすると簡単に再断裂してしまいます。がに股歩きは普段の歩行より、幅広く歩くので、いつもの感覚で歩いていて椅子につま先をぶつけてしまい再断裂……という事例もあります。十分にお気をつけください。
  • 歩行療法期間中、いくら歩行ギプスで固定をしていても急な衝撃が加わると再断裂してしまいます。もし再断裂してしまったら、その日から再度4~6週間ほど必要となるので、ギプス固定期間が長引いてしまいます。

 

  • 歩行療法期間中に再断裂した場合
    再断裂をした(もしくは可能性がある)場合は、すぐにご連絡ください。その時の状況や現在の症状をお伺いし、必要に応じて再度来院いただきます。
  • 初診〜再診までの歩行療法期間中に、再断裂をしてしまった場合の、再断裂のギプス固定費用は、30,000円となります。歩行ギプスの固定期間は、再断裂した日から1〜1ヶ月半となります。
  • 再断裂の疑いがあり途中来院されて再断裂でなかった場合は、途中診察料の5,000円をお支払いただき、引き続き残りの期間歩行ギプスをつけてお過ごしいただきます。
  • 歩行療法期間中のアルコール
    基本的にはNGです。理由はアルコールはむくみの原因になるからです。アキレス腱の癒合の大敵はむくみなのでそれを誘発する原因となる飲酒はお控えください。
  • 歩行療法を体験された患者様のブログ
    やはりこれまで歩行療法を体験された患者様が一番、歩行療法のことをよくわかっていらっしゃいます。歩行療法期間中にブログを書いてくださった患者様のブログの外部リンク集がこちら。ぜひ参考にしてみてください。

初診〜再診の1ヶ月の間のコミュニケーション

  • 通常のやり取りはメールと電話
    初診〜再診までの1ヶ月は、基本的に先生とメールと電話のやり取りで状況をご報告いただきます。何か療養中に質問や心配事が発生しましたら、いつでもメールでお問い合わせいただけます。ほとんどの患者様が通常この1ヶ月に来院いただく必要はありません。
  • 歩行ギプスに異変を感じた場合
    万が一、治療期間中に歩行ギプスに異変を感じたらすぐご相談ください。多くの患者様からよくある問い合わせのほとんどの原因が「むくみ」です。むくみの予防である、足挙げをできるだけ「頻繁に・長く・こまめに」実施いただくことでむくみが軽減されます。それでも歩行できないほどの痛みや異変がある場合は、歩行ギプスの形が何かの原因により脚の形にフィットしていない可能性があります。
  • 歩行ギプス巻き直しに来院される場合
    異変の状態を先生と相談し、歩行ギプスを巻き直した方が良いと判断された場合は、再度予約をとってご来院いただきます。診療時間は30〜1時間。歩行ギプスを巻き直す際の途中診察料は、5,000円です。

 

再診の持ち物

  • 再診(歩行ギプス除去)の際の持ち物
    ー身分証明書(運転免許証もしくは保険証)
    ー再診費用:10,000円(保険対象外、現金のみのお支払いでお願いしております。)
    ー当日に履いて帰る靴
    ー緩めのハイソックス(いきなり歩行ギプスを外すと不安になる方が多いのでハイソックスを履いて、後ろ側のシーネだけつけて、その上からベルクロで巻いて最初の1週間ほど過ごされる方が多いです。ですから念のため、緩めのハイソックスをお持ちください。圧迫感の強い靴下はむくみの原因になるのでNGです。)理想の圧迫感のソックスの例 ※当院で500円での販売も可能です。

再診:ギプス除去(約30分)

  • 歩行固定ギプス除去(15分)
    再度、東京か長野の診療所(アクセス)にご来院。初診から一ヶ月後の再診では歩行ギブスを外しアキレス腱が癒合しているか触診で確認。細くて綺麗で丈夫なアキレス腱に戻ります。
  • 再診以降の歩行アドバイス(10分)
    アキレス腱が繋がっているのが確認できたら、そのまま靴を履いてガニ股歩きで帰宅可能。再診以降は歩行ギブスなしで普段の生活をお送りいただけます。しかし、今まで歩行ギプスがあった安心感から素足になった後に不安を感じる患者様も多くいらっしゃいます。その不安を和らげるための、今後の歩行指導などをご説明します。
  • お会計・アンケート(5分)
    再診料10,000円をお支払いただきます。簡単なアンケートに御協力いただきお帰りになれます。

再診(ギプス除去後)以降の注意点

  • 再断裂に注意
    アキレス腱が完全に癒合するのに断裂から3か月(再診から2ヶ月)を要します。ギプス除去後2〜3か月は再断裂の危険がありますので、ギプス除去後すぐのアキレス腱のストレッチ、ジョギングなどは禁止です。また、つま先に荷重をかけたり、アキレス腱が引っ張るような姿勢を取ることも再断裂の原因につながります。再断裂した場合は再度同様の治療が必要となりますのでお気をつけください。
  • 歩行の仕方
    ギプス固定期間中と同様の「がに股歩き」を引き続き1週間〜2週間行います。その後、徐々に歩行の仕方をガニ股歩きから普通の歩行の仕方に戻していきます。正常歩行でも、ふくらはぎ、アキレス腱部に引っ張り感が無い様に歩いてください。引っ張り感があるとアキレス腱の炎症を起こし太くなったり、再断裂する危険があります。
  • むくみの予防
    ふくらはぎ(下腿三頭筋)にむくみがあると筋肉の弾力が無くなり、アキレス腱を引っ張る力が強くなるので、再断裂の危険が高まります。足の挙上を、可能な限り高く頻繁に永く行ってください。軽い圧迫力(20hPa)のあるサポーターやハイソックスもむくみ予防に効果があります。強い圧迫力のものは禁止です。ソックスを脱いだ時に横皺(しわ)がつくようだと圧迫が強くむくんでいる証拠です。圧迫包帯(ベルクロ)を足首の部分だけ巻いていただいても構いません。
  • 入浴・シャワー
    歩行ギプス除去後は入浴、シャワーが可能になります。しかし、アキレス腱部分のストレッチをしたりするのは禁止です。またお風呂の中で滑ったりしない様に十分気をつけて入浴してください。

アフターサポート/再断裂治療

  • アフターサポート
    ギプス徐々後にも何かご質問やご相談がありましたらいつでもメールにご連絡ください。症状や歩行の仕方など直接先生にご相談されたい場合は、治療院にお越しいただくことも可能です。アフターサポートは、一回30分で5,000円で受付可能です。こちらも完全事前予約制なのでメールか電話で事前にご連絡ください。
  • 再断裂した場合の治療
    再断裂をした(もしくは可能性がある)場合は、すぐにご連絡ください。症状や状況をお伺いし、再断裂か否かの判断をさせていただきます。再度、歩行療法治療をご選択いただけましたら、同様に事前予約をし来院いただきます。再断裂の治療費用は、合計60,000円(初診 50,000円・再診 10,000円)となります。通常料金の80,000円から-20,000円の割引となります。治療の流れは当初と同じく1ヶ月の歩行ギプス固定をします。再断裂の可能性があり、診察に来られてみた結果再断裂でない場合は、通常のアフターサポート料(一回30分5,000円)をお支払しお帰りいただきます。

再診から1〜2週間後

  • ガニ股歩きから正常歩行へ移行
    引っ張り感がない状態で徐々に正常歩行に徐々に戻して行ってください。ふくらはぎ、アキレス腱部に引っ張り感が無い様に歩いてください。

 

  • ギプス除去後のリハビリ運動

※注意:すべての運動や柔軟は頑張りすぎず、痛みを出さずにやさしく行うこと。少しずつ量を増やしてください。

  • 片足立ち訓練
    患肢で1分間片足で立ちます。ふらつく場合は机などにつかまって行ってください。1日3回ほど行ってください。簡単にできるなら目をつぶって行います。固定していたので足の運動、知覚、平衡神経機能が落ちているのを回復させます。
  • 浴中足首自動運動
    お風呂の中で足首を前後に動かします。軽く行ってください。少しずつ動きが良くなります。
  • エアロバイク
    ジムなどにあるバイクを漕ぐ練習。足の甲のを柔らかくします。ねじったり、縦アーチ・横アーチをほぐしたりします。
  • 足指をほぐし
    曲げ伸ばしを手で行います。足の指の間に手の指を入れ足の指を開くようにします。
  • 足首自動ROM訓練
     足首運動をわかりやすくまとめた動画はこちら
    少しずつ足首の運動や内反・外反運動(足裏を内側に向けたり、外側に向ける運動)をします。

再診から3〜4ヶ月後

  • 両足でカーフレイズ(背伸び運動)
    カーフレイズの動画はこちら。
    カーフレイズは下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)のもっともオーソドックスな筋力トレーニング方法で、背伸びをするだけの手軽なものです。断裂部分に負荷をかけないよう、はじめは手すりに掴まって少し踵を上げるくらいで行います。徐々に片脚のカーフレイズを行うようにします。初めは両足で少し踵を上げておいて良いほうの足を浮かせて患肢に力がかかる様にして行います。少しずつ荷重して、手すりを頼らなくても出来るようにするのが望ましいです。
  • 軽いジョギングや運動を開始
    徐々に軽いジョギングや運動、ストレッチを開始。運動後はアイシング0℃で20分間冷やします。過剰な運動は再断裂やアキレス腱炎の原因になりますので、いきなり無理をせず慎重に身体と相談しながらゆっくり始めてみてください。